シャインエステボーテとは、自宅での脱毛を簡単に行うことができる家庭用の脱毛器です。日テレのポシュレなど通販で目にする機会が増え、価格も2万円ほどで購入できるなど非常にリーズナブルで注目度も上がっているのではないでしょうか?
以前あったモデルがシャインエステボーテ、今はシャインエステボーテ2が販売されています。
ここではシャインエステボーテの使い方やメリット・デメリット、他の脱毛器との違いなどを簡単に解説していきます♪
シャインエステボーテってどんな脱毛器?
出典元:Amazon
・価格 約2万円※定価だと45,800円
・サイズ 210mm×65mm×60mm(シェーバー装着時)
・フラッシュ(光)式
・週1施術OK
・自動調節照射システム(照射レベルの自動調整)
・オートオフ機能(過剰照射防止)
注目は何といってもお値段です!家庭用脱毛器の平均相場は5~8万円ほどが一般的。幅で言えば3万円くらいから12万円ほどとなっており、当然安い脱毛器ほど機能はよりシンプルになる傾向にあります。
ところがシャインエステボーテは約2万円と破格のお値段‼一応本体価格45,800円とあり、旧モデルよりやや値上げしましたが、通販サイトを見比べるとだいたい2万円ほどで手に入ります。また週1ペースで使えたり、お肌の色を感知して照射レベルを自動で調整してくれるなど機能面もまずまずです。
シャインエステボーテ、旧モデルとの違いは?
現在販売されているシャインエステボーテ2で変わったことと言えば、価格設定、脱毛モードの選択、顔への使用の可否です。
実はシェインエステボーテ、本体価格が数万円上がったのですが通販などで大幅に割引されており、結果的に旧モデルとほぼ同じ金額で手に入ります。
また選択できる脱毛モードに関して、旧モデルでは「超やさしいモード」「やさしいモード」「通常モード」の3つでしたが、シャインエステボーテ2では「やさしいモード」「通常モード」「フェイスモード」の3つになりました。
これによって脱毛のモードが1つ減り、フェイシャルケアのモードが1つ追加された形になります。お肌のケア機能は、他の人気家庭用脱毛器にも多く付属している機能だったため、シャインエステボーテも機能面でライバル機種と揃える形となっています。
※出典元:楽天
さらに旧モデルでは顔への使用が不可⇒シャインエステボーテ2では使用可になりました!つまりヒゲの脱毛にも使えるようになったのですが、効果に関しては少し心もとないかもしれません。
というワケで、ここからはシャインエステボーテがどんな脱毛機器なのか、実際の脱毛効果や使い心地など他の家庭用脱毛器と比較もしながら詳しく解説していきます!
シャインエステボーテの脱毛効果
シャインエステボーテは1か月ほどの使用で多くの方が目に見えて効果を感じているようです。
週1使える脱毛器なので1か月で4回使用することができ、生えていた毛がスルッと抜けたり、生えるスピードが落ちるといった感覚で脱毛効果を実感できます。この点では他の家庭用脱毛器と大きな差はなく、短期間に施術回数をこなせる分若干ですが早い段階で効果を実感できるかな…といったところです。
ただし1つポイントなのは、シャインエステボーテでは出力調整が自動で行われるという点です。
他の一般的な家庭用脱毛器では自分で出力調整するものが多く、お肌に違和感が出るか出ないか(我慢できる程度)のギリギリのラインまで出力を上げて照射することが可能であり、それがまた理想でもあります。
しかし自動調整機能では多くの方が当たり障りない出力(もしかするとやや抑え気味)となり、効果の実感は早くても脱毛完了まではやや時間がかかるかもしれません。
購入後10回照射するまでは「やさしいモード」に固定され、モード変更もできない仕様となっています。腕や脚はともかく、Vラインや脇などのムダ毛の濃い部位は回数を重ねて根気よく脱毛していく必要がありそうです。
また、男性の濃くて太い毛の脱毛は非常に大変だと思ってください。毛の薄い男子であればOKかもしれませんが、特にヒゲ脱毛は他の出力重視の家庭用脱毛器でも難しく、シャインエステボーテではかなりキツイと言えます。
シャインエステボーテの機能
シャインエステボーテには以下の機能が備わっています。他の人気機種を考えると、値段なり(最低限の機能はある)という感じです。
・脱毛の機能
① 自動調節照射システム(2つのモード)
② 連続照射
③フェイスモード
③オートオフ機能
①自動調節照射システム
シャインエステボーテでは肌色を検知して自動で照射レベルを調整してくれる機能がついています。どの出力に設定したら良いか分からない方や、脱毛初心者さんには有難い機能ですね!また、これは照射レベルが全く調整できないということではなく、「やさしいモード」「通常モード」の2つから選ぶことができ、その上で自動調整されます。※購入後10回照射するまでは「やさしいモード」に固定されます。
②連続照射
シャインエステボーテは、照射ボタンを押しっぱなしにすることで連続照射が可能となっています。この機能を使えば、お肌の上にハンドピースを滑らせるだけで脱毛することができ、スピードアップして施術を行うことができます。
③フェイスモード
お肌のケアができる機能です。本体に内蔵されているセンサーが肌の色を認識し、自動でお肌に合ったフェイシャルケア用の出力に調整されます。またお顔に使う場合は頬骨より上は使用を控えるようアナウンスされています。
④ オートオフ機能
シャインエステボーテには「オートオフ機能」がついています。電源を入れて3分間なにも操作しなかった場合は自動的に電源がオフとなります。
また、シャインエステボーテは過剰照射防止のため連続使用時間が10分となっています。ハンドピースと本体が一体型なので、機械熱を冷ますためにも必要なことなのかもしれませんが、10分ごとに中断となると大きな範囲の脱毛は面倒かもです。
・シェービング機能
出典元:Amazon
シャインエステボーテの特徴の1つが、1台で脱毛器とシェーバーを兼ね備えているという点です。照射面の反対側にマグネット式でシェーバーが着いているため、準備(剃毛)~脱毛までシャインエステボーテ1台で簡単に終わります。
他の脱毛器との違いは?
シャインエステボーテは脱毛に必要な最低限の機能を搭載しコスパを抑えている印象の脱毛器です。
具体的に他の家庭用脱毛器に多く備わっている機能としては、出力設定が細かく自分でできたり、冷却機能が付いていたりしていることが多いです。
また逆に、多くの脱毛機には無くてシャインエステボーテにあるものはシェーバー機能です。持ち運びにも便利で、とにかく手軽に使える設計となっています。
コスパは良いの?
コスパを決めるのは主に「照射できる回数」と「1度に照射できる面積」の2つがメインになります。
照射可能回数の比較
シャインエステボーテの本体価格は税込み19,800円と、非常にリーズナブル!脱毛可能回数はおよそ32万発となっており、これは他の5~7万円程度で売られている家庭用脱毛器とほぼ同じくらいの脱毛回数となっています。
機種 | 価格 | 照射回数 |
---|---|---|
シャインエステボーテ | 約2万円 (通販サイトによる) |
約32万発 |
ES-WP80 | 5~7万円 | 約30万発※Lv5(最大) |
2PS(ツーピーエス) | 4~5万円 | 132,000発※Lv4(8段階中) |
ケノン | 69,800円 | 30万発※Lv10(最大) (プレミアムカートリッジ) |
※記載の照射レベルで使用した際の照射可能回数です
実際にはお肌の色味などを検知して自動的に出力の調整がされるので、高出力になればやや減ることも考えられますが、ショット数としては十分だと思います。
照射可能面積
注目すべきポイント2つ目は「照射口の面積」です。照射口の面積は広ければ広いほど少ないショットでより多くの範囲を脱毛でき、ショット数も手間も少なく済みます。
※出典元:Amazon
各脱毛機の照射面積
・シャインエステボーテ⇒約4.5㎠
・ES-WP80⇒約8.3㎠
・2PS(ツーピーエス)⇒約6.51㎠
・ケノン⇒約4.5~9.25㎠ ※カートリッジ付替えで部位に合わせて変更可
これを見て分かるように、本体価格はリーズナブルなシャインエステボーテですが、他の家庭用脱毛器に比べると照射面が約半分ほどしかない印象ですね。悲しいことに、ケノンの1番小さいカートリッジが、シャインエステボーテの照射面積と同じサイズ…!
同じ30万発でも照射面積が約半分なら脱毛できる範囲も約半分ということが言えます。ただ本体価格も他機種の半分~3分の1くらいなので、めちゃくちゃコスパ悪い、ということはないと思います。
その他(脱毛器の寿命について)
家庭用脱毛器で不動の人気を誇っているケノン(左)や2PS(右)ではカートリッジだけの買い替えが販売されており、本体は1度購入すれば長く使っていくことが可能です。
■専用カートリッジ
※出典元:Amazon
一方シャインエステボーテの場合は寿命がきたら本体自体の買い替え=使い捨てとなってしまいます。
特に広範囲の脱毛となると、照射面小さめのシャインエステボーテでは照射回数が他機種に比べやや多めにかかってしまい、万が一追加購入するときは本体ごと、となります。
とはいえ脇やVラインなどの脱毛には1台で十分使えるので、ポイント脱毛するにはコスパは良さそうです♪
シャインエステボーテは気になるところをちょこちょこ(1人で)使う分には◎
ただし周りの人とシェアしたり、できれば広範囲(複数部位)の脱毛をしたい・出力重視したい、と考えるならケノンや2PSなど他の人気機種がおすすめ。
シャインエステボーテの使いやすさ(施術のスピーディーさ)
結論から言うと、シャインエステボーテは使いやすさの面でもやや他機種に劣ります。
使いにくい脱毛器は1番重要である「脱毛」がなかなかはかどりません;汗。その理由が大きく以下の3つです。
照射面積が小さい
先ほども少し触れましたが、シャインエステボーテの照射面積は他の家庭用脱毛器の平均サイズと比較すると約半分。そのため1つの部位に小さな照射口を何度も当てなければならず、施術が広範囲になればなるほど時間と手間がかかってしまいます。
また1度脱毛した部位に何度も照射してしまうのはお肌への負担となるため、細かく印をつけながら脱毛するなど工夫が必要です。細かな作業はつい面倒になって、重複照射や照射漏れなども起きやすくなります。
連続使用時間が10分しかない
シャインエステボーテは連続して使用できる時間が10分しかなく、ポイントの脱毛ならともかく、そうでない場合は脱毛の途中で電源が落ちてしまうというデメリットがあります。
途中で止まってしまうとどこまで脱毛したか分からなくなってしまうこともあるので「脇だけ」「スネだけ」「腕だけ」など早めに一区切りさせておいたり、照射した部位をマークするなど手間がかかります。広範囲の脱毛をしたい方には向かない機種です。
出力が控えめ
シャインエステボーテではお肌の色を検知して自動的に出力設定される仕組みですが、実際にはその人の年齢やお肌の水分量、状態、その日の体調、施術する部位によって痛みの出方は変わってきます。
そのため他の一般的な家庭用脱毛器の方が、その日のお肌の状態に合わせて自分で出力を強めたり弱めたりの設定ができ、慣れてくると効率的な脱毛が可能となります。
ということで、主に3点、使い心地の面で微妙だな~と思う部分を挙げてみました!
機能面は値段を考えると納得ですが、正直言って結構デメリットも多い脱毛器です。照射回数が…とか、コスパが…の前に使いにくい機種は押入れから出なくなってしまうので注意が必要です。
何度も言いますがワキやVラインなど狭い範囲の脱毛にと割り切っているなら、アリだと思います。
シャインエステボーテの購入について
シャインエステボーテはAmazonや楽天、ポシュレの通販サイトなどで購入できます。
随時ケア用品のセット情報や料金など微妙に変わることがあるので、最新の情報をチェックしてみてください!
総評とまとめ
シャインエステボーテは小さな部位の脱毛にはお手軽に使えて良いと思います。
ただし1か所脱毛を始めると「腕も、脚も、Vラインも…」とムダ毛が気になりだすのもよくあること。ちょっとでもあちこち脱毛したいかも…という気持ちがあるならば、2万円出して買うのはあまりおすすめできません。
どうしても他の家庭用脱毛器と比べると見劣りしてしまいます。特に人気機種である「ケノン」が優秀で、脱毛効果、性能・コスパ・使いやすさ・シェアのしやすさ・豊富なアタッチメント等々…頭一つ抜き出て機能も使いやすさも充実しています。
シャインエステボーテ | ケノン | ツーピーエス | |
本体価格 | ◎ | △ | 〇 |
効果 | 〇 | ◎ | 〇 |
機能 | △ | ◎ | 〇 |
使いやすさ | △ | ◎ | 〇 |
総評 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
私自身も6年ほどケノン愛用者ですが購入した当初から追加料金はわずかな電気代くらいで、気になる部位の脱毛はおおかた完了しました。今では時々シミ・シワ対策の美肌ケアができる付属の美顔器を使うことが多く、押入れに眠らず重宝しています♪
サロン等で脱毛することを考えればかなりコストも抑えられますので、気になる方は人気のケノンや、もう少し価格を抑えた2PSといった機種もチェックしてみると良いですよ♪
MIKI
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