絶対役に立つ「ニードル脱毛」の基礎知識 │ ゆるダツ

1. ニードル脱毛は唯一の永久脱毛
2. ニードル脱毛の種類について
3. ニードル脱毛の痛みってどれくらい？
4. クリニックとエステサロンのニードル脱毛の違い
5. ニードル脱毛でおすすめのサロンはこちら
- 5.1. 女性におすすめはエステティックTBC
- 5.2. 男性におすすめはメンズTBC

ニードル脱毛は唯一の永久脱毛

ニードル脱毛は数ある脱毛法の中で最も歴史が古く、唯一「永久脱毛」とも呼ばれている脱毛法です。1本1本の毛穴に針を刺し、そこに電流を流して毛根を破壊します。

その効果は非常に高く、以前に比べて減ったものの現在でも確実な効果を求める方々から根強い人気があるようです。

痛みが強い、施術に時間がかかる、お金がかかる等のデメリットもありますが、現在は絶縁針等を使用し、以前と比べると痛みを抑えたニードル脱毛が主流となっています。また、ニードル脱毛には、電気分解法、高周波法、ブレンド法等の種類があります。

どうしてニードル脱毛だけが永久脱毛と言えるの？

ニードル脱毛は毛穴に針を刺し、毛乳頭など毛の生成に関わる組織を直接壊して脱毛する方法です。

レーザー脱毛やフラッシュ（光）脱毛に比べると、とても時間がかかる上、強い痛みを伴います。さらに時間もお金も非常にかかる施術法ですが、この脱毛法はアメリカの専門機関が厳しい審査の上、ニードル脱毛を唯一「永久的な効果を得られる脱毛法」であると認めていることでも証明されています。

またその歴史は古く、100年以上も前からムダ毛処理法として使われてきました。エステサロンでは「電気脱毛」などと呼ばれているところもありますが、資格をもったエステティシャンでないと施術を行うことはできません。

ニードル脱毛は長年の検証や結果をもとにその効果の確実性が認められています。一方近年になって普及した脱毛法の場合、まだ充分なデータを収集できていないためにニードル脱毛だけが確実な永久脱毛と言われている所以でもあります。

ニードル脱毛は毛質・肌質を選ばない！

ニードル脱毛のメリットは、処理したい毛穴に直接針を刺し込む施術法の為、他の脱毛法では難しいとされる日焼けした肌や産毛、ホクロ毛などにも十分対応できます。

この他にも眉毛や埋没毛、タトゥー部分の脱毛なども可能で、お肌の色にも左右されなない最強の脱毛法。1本ずつの施術なので、眉やヒゲなどは形（デザイン）も整えやすいといったメリットがあります。

一通りフラッシュ脱毛やレーザー脱毛でキレイにしたら、気になる部分だけをピンポイント脱毛するのがおすすめです！

埋没毛、タトゥー部分、ほくろ毛　⇒　ニードル脱毛のみ対応可能

色黒肌、色素沈着部分、産毛、眉毛　⇒　ニードル脱毛と、一部のクリニックやサロンで対応可能

ニードル脱毛の種類について

ニードル脱毛は主に「電気分解法」「高周波法（フラシュ法、マニュアル法）」「ブレンド法」の3種類に分けられます。

電気分解法

ニードル脱毛の中でも電気分解法は昔からある方法で、もともとは逆さまつ毛の治療法として使われていました。針を毛穴に差し込み、直接微弱な電流を流します。これにより組織内で電気分解を起こし、水酸化ナトリウムを生成させて発毛組織を溶かすような形で破壊します。

現在この方法はほとんど使われなくなりましたが、一昔前まではニードル脱毛＝電気分解法という時代もありました。

電気分解法はどんな毛質にも対応できますが、1本の毛に対して1分以上の施術時間がかかるため、その分痛みも強く炎症ややけど、色素沈着のリスクも高い方法です。

高周波法（フラッシュ法、マニュアル法）

高周波法は、電気分解法と同じく毛穴に針を刺し、電流を流して脱毛する方法です。電気分解法では微弱な電流を流しますが、高周波法では、その名の通り高周波電流を流して毛根を凝固させてしまいます。高周波法は、その出力の差の違いで「フラッシュ法（高周波が高い）」と「マニュアル法（高周波が低い）」に分けられます。

資格を持つ技術者が施術を行いますが、個人の技量によっては痛みが強く出たりすることもあります。施術後少し赤くなったり腫れたりした場合はしっかりクールダウンして対応します。さらに高出力での施術はエステサロンでは扱えず、クリニックのみでの扱いにはなります。

電気分解法に比べると素早い施術が可能で、フラッシュ法であれば毛1本あたり1秒程度で処置でき、痛みも軽減されます。

この脱毛法であればエステサロンでの施術でも十分確実な効果を得ることが可能です。クリニックではコスト感などからか、やはりレーザー脱毛を主流としているところが多く、ニードル脱毛の中でもこの脱毛法を選ぶ…といった選択は難しいと言えます。

ブレンド法

ブレンド法とは、電気分解法と高周波法を組み合わせて生み出された方法です。現在の電気脱毛ではブレンド法が主流となっており、他のニードル脱毛と同じように毛穴から針を刺して施術を行います。

刺し込んだ針から電気分解と高周波の両方の作用を起こし、どんな毛質にも対応が可能です。

施術は1本あたり数秒～数十秒で、フラッシュ法よりも時間がかかり、その間は痛みがあります。また、金属アレルギーの方はブレンド法での施術はできません。※フラッシュ法であれば可能です。

ニードル（針）について

ニードル脱毛に使われる針は、ゴールドやチタンといった金属アレルギーを起こしにくい素材で作られています。

通常の針で施術を行うと確実な効果は得られるものの耐え難い痛みを伴うため、脱毛を断念するという方も多くいました。その一方で熱や痛みの発生を少しでも抑えるために、針自体を特殊コーティングし、皮膚表面ににダメージが加わらないようにしたものが「絶縁針」と呼ばれるものです。

絶縁針を使う事で、皮膚表面部分にまで与えてしまっていたダメージを、針先（毛根）だけに集中することができ、耐え難い痛みや炎症、やけどといった症状を軽減することが可能になりました。

しかしレーザー脱毛やフラッシュ（光）脱毛に比べると痛みは強く施術時間も長い為、負担のかかる施術法と言えます。

絶縁針をつかった「絶縁針脱毛」はクリニックでしか扱っておらず、エステサロンでの電気脱毛は、「針脱毛（美容電気脱毛）」ということになります。しかしどちらの脱毛法でも確実な効果を期待できます。

ニードル脱毛の痛みってどれくらい？

先ほどお話した高周波法やブレンド法など、ニードル脱毛では各脱毛法によって痛みが違うというよりは痛みを感じている時間が長いか短いかでその苦痛は変わってくると思います。

実は私自身もTBCのニードル脱毛（TBCでは美容電気脱毛と呼びます）で脇を数十本処理しましたが、それほど我慢できない痛みではありませんでした。というより、当時はニードル脱毛の存在すら知らず無知だったため、脱毛ってこんなもんか…と思ったくらいです。

また、1本1本処理するので時間は少しかかりますが、目の前でスルッと抜けていく毛を眺めると嬉しい気持ちの方が大きかったことを覚えています。それほどまでに心の余裕がありましたので、今考えてみるとレーザー脱毛でIOラインの脱毛するよりは痛くなかったです。笑。

後になってこうして脱毛情報を集めたり研究したりしていくうちに「あ、あれニードル脱毛だったんだ。そんなに痛くなかったじゃん♪」という程度でした！

また、ニードル脱毛＝超痛いというイメージがついているからか、実際に行ってみると思っていたほどの痛みではなかった、という意見は意外に多くあります。もちろん脱毛する部位や肌質・毛質などにもよるのでしょうが、痛みに耐えられるかどうか心配…という方は是非お試し脱毛を行ってみてください。

ちなみにTBCでは美容電気脱毛（ニードル脱毛）のお試し価格を千円くらいで準備していたり、やっぱりダメだとなればフラッシュ脱毛も備えています。

男性の場合は有名どころだとダンディハウスもニードル脱毛を行っています。TBCよりややお高いサロンですが、高級感もあり接客も丁寧で人気です。ただし、1本あたりの施術時間が短いのはTBCだと言われているので、個人的には痛みと効果優先でMEN’S TBCの方がおすすめですね！

クリニックとエステサロンのニードル脱毛の違い

ニードル脱毛では施術前に5ミリ～1センチ程度毛を伸ばしておきます。その後施術を行う部位を消毒、冷却し、針を刺して電気を流します。施術後は再度冷却し、抗炎症剤などを塗って腫れや炎症を抑えます。また、絶縁針は原則クリニックのみでの扱いとなります。

エステサロンでは、時間制（5分/○○円）で料金設定されていることもありますが、クリニックでの脱毛であれば1本あたり○○円、という設定をしているところが一般的です。また、できれば時間制よりも1本あたりでやってくれる脱毛施設が、技術者の腕に左右されず処理した分だけの支払いで分かり易いためおすすめです。クリニックでの脱毛の場合は麻酔薬を使ってくれたり、施術後の軟膏を処方してくれたりといったアフターケアもあります。

ニードル脱毛の料金は、目安としてワキで20～30万円（毛の量などでかなり個人差があります）ほどです。人によっては～100万ほどになることもあり、他の脱毛法に比べると痛みが強いうえに高額な施術法と言えます。広範囲の脱毛にはおすすめできませんが、脱毛できず残ってしまった部位や、小さな部位などは、確実な効果を求めて今でも根強い人気があります。

ここまで痛いだの高いだの色々とマイナス面が目立ったかもしれませんが、実はニードル脱毛が有効な場合もこんなにたくさん♬

—ニードル脱毛の有効例—

脱毛済みなのにちょろちょろと生えてきた毛、タトゥーや傷跡があって施術できなかった部位、ホクロや色素沈着箇所で残ってしまった毛、乳首や乳輪周り、埋没毛、デザイン重視の髭脱毛（1本単位でデザイン可）etc…

フラッシュ脱毛や医療脱毛で大まかに脱毛したら、あとはニードル脱毛で微調整したり綺麗に処理するという使い方が、コスパも良く非常に便利ですよ。クリニックでもエステサロンでも同じように高い効果が得られる脱毛法は、このニードル脱毛だけだと言えます。