サロンでもクリニックでもなく、いま家庭用脱毛器が人気の理由
家庭用脱毛器とは自宅にいながらサロンやクリニックと同じような施術が可能となる脱毛器のことです。
一般の家庭で使用できるよう使いやすさや手軽さを考慮されたものが多く、サロンやクリニックより出力を落としているため脱毛初心者さんでも安全に使用することができます。カミソリやシェーバーなどの処理法と比べると長期的な効果を得ることができ、本体価格は数万円~購入可能です。
また、家庭用脱毛器は出力が低いとはいえ、その分短期間での施術ができるため結果的に短い脱毛期間で効果を得ることも可能です。
その費用対効果はとても高く、男女問わず瞬く間に人気家電となり、サロンやクリニックでの脱毛から乗り換える方も多くいらっしゃいます。
近年家庭用脱毛器が沢山開発され普及しているのは、コスト面、効果面に加えて、家族で共有できたり、様々な部位を自由に脱毛したり、時間や場所を選ばずに済むなど、自宅ケアならではの使い道の多さも人気の理由となっています。
家庭用脱毛器はこんな方におすすめ
・できるだけ安く済ませたい
・脱毛に通う時間がない
・近くに脱毛できる店舗がない(選べない)
・スケジュールに縛られたくない
実は、クリニックやサロンで2か所以上綺麗に脱毛すると、ほぼ家庭用脱毛器を買えてしまう金額になります。
クリニックやサロンでの脱毛は、その道のプロにお任せできるのでそれなりのメリットもありますが、どんなにキャンペーン価格でも通うとなると交通費なんかもかかりますよね。
その点、購入後好きなところを好きなだけ脱毛でき、後になってちょこっと生えてしまった気になる毛もすぐに対処できる家庭用脱毛器では、追加費用もなく安心して使えます。サロンやクリニックでは脱毛の回数が決まっていることが多く(6回コース、12回コースなど)、足りない場合は追加しますし、逆にコースを上手く消化できず余ってしまうこともあるのです。
また、家庭用脱毛器を使っての脱毛は、子育て中のママさんや仕事などでスケジュール調整が難しい方、サロンやクリニックでの脱毛に抵抗がある男性、親子で脱毛したい方など、様々な場合において融通がききます。特に女性は、どうしても避けられない月経があるため、クリニックやサロンで他の用事との兼ね合いも考えながら2~3か月先のスケジュールを抑え、さらに継続していくことは意外と大変です。
職場や自宅の近くに脱毛できるサロンやクリニックがない場合にも、時間や場所を選ばない家庭用脱毛器はおすすめです。私自身、サロンでの脱毛から家庭用脱毛器の脱毛に乗り換えたのには、上記のような理由があったからです♪
家庭用脱毛器 どうやって使うの? 使い方のコツ
自宅で手軽にできるからこそ、何かあった場合は自己責任です。正しい知識を身に着けて、より効果的な脱毛を始めましょう!
家庭用脱毛器のPOINT
① 脱毛前は毛の処理を!
② 施術の前後にクーリングを
③ 施術の際は目を保護する
④ 頻繁な脱毛はNGです
⑤ 適切な出力設定って?
⑥ シミやホクロ部分はどうするの?
① 脱毛前は毛の処理を!
これから脱毛処理するのに?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、家庭用脱毛器の多くは、サロンやクリニックと同じフラッシュやレーザー式です。
そのため、毛が長い状態だと根本へ与えるダメージが不足し、効果が出にくくなってしまいます。施術前にはシェーバーで毛を短くしておくのがオススメです。また、脱毛期間中はお肌表面を傷つけてしまうカミソリや、毛周期を狂わせてしまう毛抜きなどの処理は行わないようにしましょう。
② 施術の前後にクーリングを
自宅で脱毛する場合は、保冷剤などを使ってお肌を冷やしながら施術します。少々面倒でもしっかり冷やしてから照射することで、痛みや違和感を大幅に軽減することができ、結果出力を高く設定できるため脱毛の効果も上がります。
また、照射後もクーリングを行うことで炎症や赤み、痒みなどの症状を防ぐことができます。脱毛後のスキンケアで使う化粧水や保湿クリームを冷やしておくのも良いでしょう。冬場に脱毛を始める場合は、身体の冷えに気を付けて下さいね…!
③ 施術の際は目を保護する
家庭用脱毛器での施術は、お肌にハンドピース(脱毛器)を当てて脱毛していきます。このとき照射面は強く発光するため、サングラスを着用したり、人にやってあげる場合は受ける側の人にも目元にタオルをかけるなど光を遮る対策をしておきましょう。慣れれば照射の時だけ目を閉じるという方も…。
また、多くの脱毛器で目の周りは使用不可となっています。フラッシュやレーザーは黒い色に反応する性質をもっているため、万が一のことを考えると恐ろしいですよね。しっかり保護して安全に脱毛を行いましょう。
④ 頻繁な脱毛は避ける
極端なことを言えば、毎日脱毛した方が早く効果が出る気がしますよね。でもそんなことはありません。何故なら、毛には「毛周期」と呼ばれる生え変わりのサイクルがあり、短期間に何度も施術を行っても大した効果を得ることはできないからです。※毛周期について詳しくはこちら 頻繁な脱毛はお肌へのダメージとなってしまい、肌トラブルの原因となります。施術の目安は家庭用脱毛器の種類にもよりますが、約2~3週間おきで、サロンやクリニックよりも短期スパンで施術可能です。
注意が必要なのは、しっかり期間をあけていても施術の際に何度も同じ場所を照射してしまう「重ね打ち」です。一度照射した場所に何度も重ならないよう、白いテープなどで目印をつけるなど工夫すると良いかもしれません。(黒は光に反応するのでNGです)
⑤ 適切な出力設定って?
家庭用脱毛器を購入したら、まず低出力で一度照射してみてください。痛みや違和感、経過をみて問題なければ徐々に出力を上げていきます。脱毛は、続けていくことが最も近道!
痛みや熱を我慢して行うのではなく、無理せず出力を下げて脱毛を続けることも大事です。とはいえ出力が低すぎると脱毛に時間がかかってしまうので、「ちょっと痛い」「ちょっと違和感ある」と自分の中での無理ない程度まで出力を上げることをお勧めします。我慢できる範囲は人にもよるので、明確にお伝えすることはできませんが、多くの場合は痛みより先に「違和感」みたいなものがあります。また、もうひとつ目安としては、1週間~10日後の毛の抜け具合です。何度か施術をしたけれど毎度全く抜けない、という感じであれば、ダメージ不足かもしれません。
脱毛後は少し赤みや痒みが出ることがありますが、多くの場合は数時間~数日で引いていきます。多少の違和感はよくあることですが、あまりに症状が酷いと思ったら皮膚科など医療機関にかかるようにしましょう。
⑥ シミやホクロ部分はどうするの?(使用禁止部位には使わない)
自宅で脱毛する場合、シミやホクロ部分の対策も必要です。光は黒い色に反応するので、色の濃いホクロやシミ部分はエネルギーを吸収しやすく、火傷の危険性があります。ホクロや色の濃いシミは白いシールやテープ、絆創膏などで覆って保護するか、その場所を避けて照射していくようにしましょう。
色が薄いシミやソバカスの場合は、そのまま照射するとシミ消し効果も期待できます。あくまで自己判断となりますが、痛みや違和感がないか様子を見ながら行いましょう。また、脱毛器には、ホクロ以外にもデリケートゾーンや粘膜部分など使用禁止部位がいくつかあります。説明書に記載の使い方を守って下さいね。
家庭用脱毛器の種類
一般的に家庭用脱毛器といえば「フラッシュ脱毛」がメインになってきますが、その他にもこんなに豊富な種類が出回っています
・フラッシュ脱毛器
(主な製品:ケノン、光エステ、センスエピ、2ps(ツーピーエス)、ラヴィ等)
脱毛器の中でも一番豊富な種類が出回っているのがフラッシュ脱毛器です。サロンでの脱毛と同じ原理で、肌に優しく痛みが少ない脱毛方式です。ピカッと発光したエネルギーは黒い色(毛)に吸収され、毛根にダメージを与えてくれます。
たくさんの製品が出ているため価格帯も広く数万円~10万円ほどで、価格の違いはより細かな出力設定や豊富な機能に比例している傾向にあります。
・レーザー脱毛器
(主な製品:トリア)
数ある脱毛器の中でも、トリアはレーザー方式をとっている貴重な脱毛器です。クリニックのレーザー脱毛と同じ原理で、家庭用に出力を落としたものと考えると良いでしょう。価格は5~6万円ほどで、より高い脱毛効果が期待できます。痛みが出やすいとこと、1度に照射できる面積が小さいため脱毛には若干手間がかかりますが、クリニックの脱毛技術を手軽に味わえるという魅力があります。
・サーミコン式
(主な製品:ノーノーヘア)
サーミコンとは熱線のこと。「脱毛」というとだんだん毛が生えなくなる長期的な効果のイメージがありますが、サーミコン式は「熱で毛を焼き切る」処理をする、いわば熱シェーバーのようなものです。そのためいわゆる「脱毛」の効果はなく、カミソリやシェーバーのように生えてきた毛を除毛する能力しかありません。
しかし、サーミコン式の脱毛器は小型で手軽なものが多く、シェーバーなどで処理した際のチクチク感が出ないことが特徴です。効果もすぐに実感することができるため、旅先などでパパっと処理してしまいたいときにはオススメです。
・バルジ式
(主な製品:NEED)
バルジ式とは、毛を生やすための発毛因子を作る「バルジ領域」にダメージを与える方法です。通常脱毛では毛根部分にダメージを与えますが、バルジ式の脱毛では毛根よりも浅い位置にあるバルジ領域がターゲットになります。
一部のクリニックやサロンで採用されている方法で、従来の脱毛法よりも少ないエネルギーでダメージを与えられるため、痛みや肌への負担が少ないことが特徴です。また、毛周期にも左右されにくく、この方式をとった脱毛器「NEED」は約20万と価格もお高めです。
いかがでしたか?現在は家庭用脱毛器もたくさんの種類が出ていています。この他にも、名前のまま「脱毛」を行うことで知られているソイエなど…単純に毛を抜き去るというまさに「ザ・脱毛器」といった製品もあります。価格や好みに応じて選択しましょう。
人気機種紹介
ここでは家庭用脱毛器の中でも特に注目度の高い機種ついてまとめてみました!どのような点で注目され選ばれているのか、購入前にはぜひ参考にしてみてくださいね!
〇ケノン
価格:69,800円 脱毛方式:フラッシュ脱毛 コスパ:◎ 照射面積:9.25cm² 四角
その他付属機能:眉毛脱毛器、美顔カートリッジ(別売り)
〇トリア4X
価格:5万5千円前後 脱毛方式:レーザー脱毛 コスパ:〇
照射面積:1cm²弱(1.785) 円形 その他付属機能:特になし。
〇2ps(ツーピーエス)
価格:3.5~5万円前後 脱毛方式:フラッシュ脱毛 コスパ:◎ 照射面積:6.51cm² 四角
その他付属機能:美顔カートリッジ(別売り)
〇脱毛ラボホームエディション
価格:約7万円 脱毛方式:フラッシュ脱毛 コスパ:〇 照射面積:4.16㎠ 四角
その他付属機能:冷却クール機能、脱毛と同時に美肌効果
〇光美容器光エステES-WP80
価格:5~8万円台 脱毛方式:フラッシュ脱毛 コスパ:◎ 照射面積:8.3cm² 四角
その他付属機能:特になし
〇レイボーテグランデ
価格:約10万円 脱毛方式:フラッシュ脱毛 コスパ:〇 照射面積:12.4cm² 四角
その他付属機能:レーザー脱毛、クールヘッド ※別売り
MIKI
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